今日の新聞にもWBC関連が載っています。
テレビでも扱っています。
昨日ニール・スミス氏はおっしゃっていました。
日本はWBCをこんなに騒いでいる。
アメリカでは騒いでいない。
インターネットで調べて。
どこにも載っていない。
アメリカの選手は直前まで自分のチームでトレーニングしている。
お祭りよりも自分のチームが大切だから。
昨年のWBCでもアメリカの選手のプレーは無理をしていない。
赤ちゃんの頃から芝生の上で身体作りが出来ていない日本人だから、
○○も◇◇も大リーグで通用せず短い年数で帰ってきている。
イチローは別。
芝生校庭の良さで言っていたことの一つ。
A小学校の教諭から電話が来た。
「聞いて!うちの小学校、300名中インフルエンザで休んだ児童一人だけ。
隣のB小学校、インフルエンザで学級閉鎖になった。」
2kmほどしか離れていない。児童数も環境もほぼ同じ。
違いはA小学校は芝生校庭。
B小学校は土の校庭。
すぐに教育委員会に話した。
返事は「科学的根拠が無い。なぜその違いが出たかはこれから調査する」
日本人は調査が好き。
なぜ芝生校庭で児童の身体作りが出来たことを認めないのか!
講演終了後、私はニール・スミス氏とお話をさせていただきました。
時間がない中、10分近く会話ができたでしょうか?
「校庭芝生化実現のために頑張りましょう!」との言葉を頂き別れました。
三郷小学校や芝沢小学校の芝生校庭事例写真等を受け取ってくださいました。
お忙しい方ですが、これからも情報交換が出来たら嬉しく思います。
小諸市民会館で開かれたニール・スミス氏の講演の演題は「校庭に緑の芝生を」。
「日本を好きだから、建設的な批判をします」と前置きがありました。
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世界中のこどもは同じ、でも日本のこどもだけが土の上で遊んでいる。
日本のこどもの基礎体力が落ちた。今は横ばい。でもそれはこれ以上悪くならないまで落ちているから。
基礎体力を高めるためには今の状況を変えないとダメ。
芝生にすれば基礎体力も能力も付いてくる。筋肉も付く。
スポーツの意味・・・日本語の場合は、鍛錬とか競争
英語の場合は、遊び。
「万全の体制で熱中症を防ごう」と指導している日本。
その前にそんな状況にこどもを置かない国が多い。
土の上でサッカーやラクビーをやっている日本人だから、日本人はコンクリートの上で柔道が出来ると思う。
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校庭芝生化のために私たちが何度も何度も訴えていること。
☆芝生と雑草は同じ。芝も芝草。雑草はそこにあると邪魔になるもの。
☆芝刈り機のタイプ。
☆芝刈りの頻度。
☆プールの水道代は約年間2,000,000円。どこの行政も問題にしない。一年中児童が利用する校庭芝生への散水代はプールの水道代より遙かに少ないのに問題にされる。
☆芝生が傷むことは児童が利用している結果。
☆日本は緑が多い。飛行機で上空から見ると緑の中にある土の広場が学校の庭。
☆教職員の負担軽減のために全自動散水装置が必要。
☆表面勾配1%
☆失敗例は作りたくない。 等々
これらのことを、今日ニール・スミス氏もおっしゃっていました。
こどもの笑顔はすばらしい。
「たかが芝生」芝生がそんな存在になって欲しい。
鳥取から日帰りで講演にいらしてくださり、気持ちのいいお話をありがとうございました。
でも冬に雪が少なく氷点下の日が続き晴天の日も続き乾燥するこの地にティフトン芝は大丈夫でしょうか?
校庭の使用頻度を考えると、この地にティフトン芝は心配です。
地域で芝生化を実践しているニール・スミスさんによる、
「校庭に緑の芝生を!(校庭芝生化推進モデル事業)」講演会が
小諸市で開かれるようです。
場所:小諸市民会館 3階会議室
演題:芝生化の実践から 小諸市にできること ~鳥取方式って?~
大変興味があります。
上田市の河川敷にある市民グランドです。
寒地型西洋芝ですが、降雪も少なく乾燥気味のため色が黄色くなっています。
河川法に触れるとのことで、スプリンクラーは埋設されていません・・・。
現在は冬期のためクローズされているそうですが、
昨年11月までのオープン期は、
主に金曜・土曜・日曜と利用され、使用頻度はかなり高いようです。
昨年、市より管理を請け負った会社の社長は
「芝生の状態が気になる。毎日見ていると可愛い。こんな(ふう)で大丈夫か?」
と心配していました。
が、芝生を愛するこの社長の管理のためか、傷みが少なかったと思われます。
芝生はとても正直です。
かけた分の愛情が芝生に現れます。
ニール・スミスさんのブログ
http://plaza.rakuten.co.jp/playgrounds/
グリーンスポーツ鳥取 ウェブサイト
http://www.greensportstottori.org/index.html
校庭芝生化の現状と今後の展開に関して
www-06.ibm.com/jp/company/environment/symposium/2007/pdf/07prog16.